収まりそうで中々収束しないコロナ禍にあって、現在このWEB会報の更新は毎月宅配される「会報」の掲載が主となっています。

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また担当者（私）が３月中旬より子供が居住する横浜と熊本を行ったり来たりの状況であることも一因です。

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横浜に転居する以前は東京の「神楽坂」という旅ランにはもってこいの所に住んでいたこともあって、連休を利用して上京した時は早朝より近隣界隈をのんびりと旅ランしていました。

皇居周回、銀座、秋葉原、浅草寺、墨田川、東京スカイツリー（当初は建設中）等々スマホ片手に「お上りさんラン」を愉しんだものでした。

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田舎者にとって、東京は何処を切り取っても東京です。

前後左右に高く広がる風景、路地を曲がって現れる別世界、それは車でもなく、徒歩でもなく、やはりランでなければその空気をリズミカルに心地よく吸収することの出来ない出会いがあります。

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私はそれまでとは全く違ったランの楽しみ方を知りました。

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現在の「ブルーライト横浜」※１もまた憧れていたところです。

コースは横浜駅から高層ビル群を抜け、なとみらいへ。

汽車道から赤レンガ倉庫、大さん橋、山下公園、港の見える丘公園、外人墓地、中華街といったコースです。

ある時知らない街を走っていると「伊勢崎町ブルース」※２の歌碑に出会ってその地名を知ったこともあります。

また江ノ電で鎌倉界隈を散策するのも趣があります。

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そして近頃、横浜で際立つことは、電動自転車、電動キックボードのレンタルが急増したことです。駅前や観光施設等各所に駐輪してあり、スマホで解錠し、すきなところまでレンタルする、という近代的な仕組みの乗り物です。

​最近は物珍しさも手伝って、電動式の自転車、キックボードを借りてみなとみらい界隈を散策することが多くなってきました。

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それに穏やかな日は港のベンチに腰を下ろし、聳え立つビルの並びとベイブリッジに囲まれた湾に浮かぶ巨大な客船や行き交う貨物船などを一日中眺めていても飽きることなどありません。

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横浜も桜の季節から新緑の季節となりました。

来年もまた美しい花を咲かせます。

しかし、人間は毎年同じように美しく咲き誇ることは出来ません。

その時代、その歳に相応しい愉しみ方、生き方をしなければ大切なものを見失ったまま人生を終えるような気がしてきました。

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「熊本走ろう会」は５０歳。その歳に応じた生き方とは何か？

今一度振り返って考える良い機会かもしれませんね。

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